Adlai E. Stevenson Papers
本シリーズは、プリンストン大学マッド図書館の所蔵資料より、冷戦期の米国政治外交をリードした民主党の政治家、アドレー・スティーブソン(1900-1965)の文書を収録するものです。スティーブソンは1952年と1956年の大統領選では民主党大統領候補として指名されるも、共和党のドワイト・アイゼンハワーに敗北、1960年代の民主党のケネディ政権とジョンソン政権下では国連大使として、ピッグス湾事件、キューバ危機に代表される冷戦下の難局に対処しました。
以下の3コレクションから構成されます:
アドレー・スティーブンソン文書集:書簡集 1919-1965年
Adlai E. Stevenson Papers: Correspondence, 1919-1965
本コレクションはスティーブンソンが書簡を交わした人物をファイル名とする629ファイルで構成されています。大統領、政治家、国務省要人、外交官、国連事務総長、国連大使、裁判官、弁護士から、ジャーナリスト、作家、平和運動家、公民権運動家、学者、実業家、労働組合指導者、学者、外国政治家まで、米国内外の各界の要人と交わした書簡は、スティーブンソンの政治家、国連大使としての活動を記録するとともに、フランクリン・ルーズベルト政権からリンドン・ジョンソン政権にいたる20世紀米国政治外交史の舞台裏を明かす貴重な一次資料です。
(629ファイル、約96,000ページ)カタログをダウンロード
アドレー・スティーブンソン文書集:1952年、1956年、1960年の大統領選と国連大使関係書簡文書集1961-1965年
Adlai E. Stevenson Papers: Correspondence and Papers, Presidential Campaigns of 1952, 1956, and 1960 and Ambassador to the United Nations, 1961-1965
本コレクションは、民主党候補として共和党候補のアイゼンハワーと闘い、敗北を喫した1952年と1956年の大統領選、大統領選勝利後のジョン・F・ケネディ民主党政権の外交政策に向けた報告書作成チームでの活動、そして1960年代前半の国連大使としての活動に焦点を当て、関連する書簡や文書を主に収録します。
(181ファイル、約35,000ページ)カタログをダウンロード
アドレー・スティーブンソン文書集:国連関係文書(1945-1965年)と精選主題ファイル(1931-1965年)
Adlai E. Stevenson Papers: United Nations, 1945-1965 and Selected Subject Files, 1931-1965
本コレクションは、国連関係文書と精選主題ファイルに大別されます。戦後の1946年から1947年にかけて国連米国代表を務め、1961年以降国連大使を務めたスティーブンソンは国連という舞台で冷戦下の国際政治の諸問題に対処しました。国連関係では、国連憲章起草から国連創設を経て、1940年代後半における各種委員会の活動、そしてキューバ危機、ベトナム情勢、アフリカにおける脱植民地化等、1960年代前半の国連の活動に関する文書を、主題ファイルでは、農業調整局、連邦アルコール統制局、全国復興局等、ニューディール政策を推進した政府機関、第二次大戦中の海軍、イリノイ州知事、民主党全国委員会、北大西洋条約機構、大統領選挙等、1930年代から1960年代の間にスティーブンソンが関わりをもった人物、組織、主題に関する文書を収録します。
(289ファイル、約47,000ページ)カタログをダウンロード
(マイクロ版タイトル:Twentieth Century American Politics and Diplomacy: Series 2: The Adlai E. Stevenson Papers, 1919-1965)
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関連分野
- 政治学・外交研究
- 20世紀研究