Galeプラットフォームのアクセシビリティ・ポリシー
2024年4月30日改訂
弊社では、以下の基準に準拠して、オンライン商品のコア・プラットフォームをあらゆるユーザにとってアクセス可能で使いやすいものにするよう、努めております:
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Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.1 from the World Wide Web Consortium (W3C), level A & AA
- EU Directive on the accessibility of the websites and mobile applications of public sector bodies 2016
- UK Public Sector Bodies (Websites and Mobile Applications) (No.2) Accessibility Regulations 2018
上記 WCAG 2.1 および Section 508 への各データベースによる準拠の詳細は、下記リンク先に掲載されているVPAT文書(英文)でご覧いただくことができます。
Voluntary Product Accessibility Template (VPAT) documents.
弊社は2024年2月、アクセシビリティ宣言についての第三者検証サービスであるASPIREによって、スコア100%のGold認定を受けました。詳しくはASPIREサイトをご覧ください。
弊社データベース・プラットフォームのアクセシビリティについてのフィードバックまたはお問い合わせ、また弊社データベース内の個別文献のアクセシブルなバージョンのご請求については [email protected](英文のみ)もしくは [email protected](日本語)までご連絡ください。英文によるお問い合わせの場合、米国本社アクセシビリティ評議会のメンバーが3営業日以内に返答し、お客様のニーズに最適に応える方法についてご相談させていただきます(日本語によるお問い合わせの場合、仲介と時差のため4~5日いただく場合がございます)。歴史的な一次資料文書のアクセス可能なバージョンのご請求については、個別に判断のうえ、文書の長さや複雑さに応じて実現可能性と目標所要時間の評価を行います。
Galeプラットフォームのアクセシビリティについて
弊社のプラットフォームは、視覚障害、聴覚障害、運動機能障害、認知障害を持つユーザー、およびキーボードのみによる入力や支援技術を介してアクセスするユーザーをサポートするように設計されています。 弊社は ARIA (Accessibility for Rich Internet Applications) を採用して、スクリーンリーダーやその他の支援技術のユーザー向けのナビゲーション、方向性、およびラベル付けを強化しています。弊社のプラットフォームは、色のみを用いて情報や意味を伝達することはいたしません。情報を伝達するために色が使用される場合でも常に、別の伝達方法と組み合わせられます。プラットフォーム要素のカラー・コントラストは常に 4.5:1 以上です。ただし、ドキュメントによっては、最小コントラスト基準を満たしていない表、図表、グラフの画像が含まれている場合があります。ほとんどの場合、ユーザーは以下のことができます。
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HTML形式によるテキスト読解
Gale OneFile(雑誌記事データベース)、Gale in Context(学生向けデータベース)、Gale eBooks(Eブック)のすべてのドキュメント、そして Gale Literature(文学データベース)、 Gale Business: Insights(ビジネス情報データベース)のほとんどのドキュメントは、フォントサイズ変更やリフロー機能をサポートするHTMLテキスト形式で読むことができます。これらのファイルはいずれもDRM(デジタル著作権管理)技術を使用しておりません。 -
フォント・文字サイズ・文字間隔・色のコントラストの変更
ブラウザの設定、もしくは各HTML記事の上部にある専用のツールバーを使用してフォント・文字サイズ・文字間隔・色のコントラストを変更できます。この機能は記事のテキストのみに変更を適用し、選択したフォント・サイズはユーザーのセッションを通じて維持されます。 -
最大200%までのズーム表示
ブラウザのズーム機能を用いて、最大200%まで水平スクロールなしで閲覧することができます。
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キーボードによる閲覧
キーボードのみを使ったナビゲーションでサイトの閲覧が可能で、キーボードトラップに陥ることはありません。 -
画面読み上げ機能
すべてのHTML記事は、サードパーティのスクリーン・リーダー・アプリケーション、もしくは記事ツールバーからアクセスできる組み込みの Readspeaker 機能を使用して、読み上げアクセスが可能です(Readspeaker機能の詳細についてはサポートページ(英文)をご参照ください)。ユーザーは、ブラウザの組み込み機能(例:Edgeブラウザのテキスト読み上げ機能など)もしくは Chrome や Firefox ブラウザのプラグインを使用することもできます(注意:プラグインの適合性と安全性については、ユーザー自身がインストール前にご確認ください)。 -
スキップリンク
「Skip to Content(コンテンツにスキップ)」リンクを使って、繰り返し現れるトップメニューなどを飛ばして本文から読み始めることができます。 -
ページタイトル
一貫した形式の説明的なページタイトルから、ユーザーはページの内容を簡単に予測することができます。 -
ページ構造情報
見出しやARIAリージョンなどのタグ付けされたページ構造情報、正しく命名されたリンクなどを用いてサイトを最適な順序で閲覧することができます。 -
検索語の候補提示
サーチアシスト機能により、タイプ中の検索語に合致する候補をリスト表示します。 -
入力フォーム
正確なフィールド・ラベルや理解しやすいエラーメッセージの組み込まれた入力フォームを使用しています。 -
PDFのダウンロード
コピーや印刷を阻むDRM(デジタル著作権管理)技術を使用していないPDFを利用することができます(すべての文書にPDFが提供されているとは限りません)。書籍全体のPDFファイルを必要とするユーザーは [email protected] までご連絡ください。 -
翻刻・字幕
多くの動画・音声資料について原文トランスクリプトやクローズドキャプション字幕が利用可能です。 -
代替テキスト
版元から提供されている場合、画像の代替テキストを閲覧することができます。 -
OCRテキストの表示(一次資料)
ほとんどの Gale Primary Sources(一次資料データベース)において、各文書のOCR(光学文字認識)テキストを閲覧することができます。 -
ページ画像の調整(一次資料)
Gale Primary Sources(一次資料データベース)においては文書画像の「Adjust image(画像の調整)」機能を用いて画像のコントラストや明るさを調整したり、ネガポジを反転させることができます。
閲覧機能について
最適なオンライン読書体験には、可能な限り文書のHTMLテキスト記事表示を使用することをお勧めします。これは、ブラウザ・コントロール、またはすべてのHTML記事の先頭にあるツールバーを介して、文字サイズ変更、リフロー、テキスト読み上げなど、上記のアクセシビリティ機能すべてをサポートしているからです。設定項目には以下のものが含まれます。
- Open Dyslexic を含む他のフォントへの変更
- フォントサイズや文字・単語・行それぞれの間隔調整
- 4種類の色コントラスト
さらに、HTML形式の記事は Readspeaker機能 (https://support.gale.com/doc/readspeaker) による読み上げや、49言語への自動翻訳が可能です。
翻訳・読み上げ・表示変更の機能の使い方については以下のチュートリアル動画をご覧ください https://support.gale.com/doc/galetools-video7(英語)
オフラインでの記事や書籍(章単位)の閲覧用には、アクセシブルなPDFがダウンロードできます。EPUBファイルはご利用いただけません。
プラットフォームのテスト方法
弊社のプラットフォームは、自動テスト(Deque System の自動 AXE ツールを使用)と手動テストを組み合わせて、スクリーンリーダーによるアクセシビリティ、キーボードのみによる利用のしやすさ、色彩コントラスト、色覚特性者によるアクセシビリティなど、WCAG が規定する諸基準への適合性をテストされています。また、第三者の専門テスターにより、広く使用されている複数のブラウザーやオペレーティングシステム上で、JAWS 2018、NVDA、VoiceOver、TalkBack を使用して、視覚障害のあるユーザーによるテストを含む手動テストを行っています。また色彩コントラストが WCAG しきい値を満たしていることを確認するために WebAIM のカラーコントラスト・アナライザーを使用しています。弊社は Library Accessibility Alliance とも協力し、Gale Primary Sources (一次資料)プラットフォームに関する同機関のフィードバックに応えてきました。
例外
弊社出版による最近のEブック・タイトルには、画像の代替テキストなどのアクセシブルな機能が含まれており、サードパーティのパートナー出版社にもアクセシブルなファイルを提供するよう要求しています。しかしながら、より古いコンテンツ、デジタル化された歴史的資料、サードパーティ提供のライセンス・コンテンツ、サードパーティによるソフトウェア・ツールについては問題があり、例外の生じる原因となっています。技術の進歩にともない、弊社では以下の問題点について再考し、可能なかぎり改善につとめてまいります:
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Gale Primary Sources(一次資料アーカイブ)のOCR(光学文字認識)テキストの品質にばらつきがあり、構造化されたメタデータやタグ付けを欠いている点、いくつかのアーカイブがOCRを欠いている点
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サードパーティ提供のコンテンツや古いバックファイルタイトルに代替テキストのない画像が含まれる点、一部、アクセシブルなテキストを含まないPDFが搭載されている点
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サードパーティ提供の外部プラットフォーム掲載の動画資料がトランスクリプトを欠いている点
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動画プレイヤーがトランスクリプトとシンクロしない点
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Topic Finder機能、テキストのハイライトおよびメモ機能など、インタラクティブな機能が、まだキーボードのみによるアクセス、またはスクリーンリーダーによるアクセスに対応していない点
今後の予定
弊社では、アクセシビリティ・コンプライアンス作業のプロアクティブかつ継続的なプログラムを実施しており、製品部門、ユーザー・エクスペリエンス部門、テクノロジー部門の専任リーダーが、アクセシビリティ・テストのレポートや図書館、ユーザーからのフィードバックを活用して、アクセシビリティを向上すべき点を特定し優先的に取り組んでいます。
最新の改良点には以下のものが含まれます。
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いくつかのデータベースの旧式プラットフォームから最新のよりアクセシブルなコア・プラットフォームへの移行:Gale: Business Insights(2022年10月)、State Papers Online(2022年12月)、Early Arabic Printed Books(2023年3月)、British Literary Manuscripts Online(2023年5月)、Archives of Latin American and Caribbean History, Sixteenth to Twentieth Century(旧商品名 World Scholar: Latin America and the Caribbean; 2023年5月)、Chatham House Online Archive(2024年3月)
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Gale Literature: Dictionary of Literary Biography および Gale Literature: Something About the Author のより古い巻へのOCR(光学文字認識)テキストの追加
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Readspeaker 読み上げツールの改良(参考:New ReadSpeaker Enhancements for Improved Accessibility)
2024年中に予定される改善点:
- 翻訳ツール:ラベルの固定やステータス変更の表明によるナビゲーション改善
- ラベルや見出し:ラベルの標準化によるナビゲーション向上、必要な手がかりや説明の追加、フォームやコントロールのわかりやすさの向上
- In Context シリーズのホーム画面:ナビゲーションの改善
- 作家名・作品名検索、イメージビュワー、日付絞込み機能の改善
- 最大ズームを400%に拡張
Cengage Group のアクセシビリティ・ポリシー
関連会社 Cengage の教科書およびデジタルプラットフォームのアクセシビリティについては Cengage Group Accessibility ページ(英文)をご参照ください。